修理 工作 木工

10年前に買ったニトリのテーブルがくたびれてきたので塗り直してみた

 

もったいないのもあるけど、一度テーブルを塗装してみたかった

ゴールデンウイーク中にダイニングテーブルの天板の塗り直しをしました。

このテーブルは、約10年前に今の部屋に引っ越してきた時にニトリで買った物です。

ニトリのサイトを見たら、ほぼ同じ物が今でも売っていました。

 

今のモデルはカラーバリエーションが増え、足が黒くなってたり、個別に足の長さを微調整できるみたいです。

ニトリのテーブル

 

シンプルなデザインとちょうど良い大きさと重さ、丈夫さで気に入っていますが、さすがに10年も使っていると天板の塗装が摩耗してはげていたりします。

 

数年前、最初に塗装がはげてることに気づいた時にはテーブルの向きを180度変えて目に入らないようにしました。

やがて反対側もだいぶ塗装がうすくなり、これじゃお客が来た時みっともないし、自分的にも気分が萎えるなぁ、ということで塗り直しを決意しました。

新品に買い直しても1万円程度なのですが、捨てるのも面倒ですし塗装以外は何の問題もないのでやはりもったいない。

また、テーブルの塗り直しをする機会もそうそうないので、コロナ自粛で行くところもないGWにやってみることにしました。

 

古い塗装を剥がして、新しいペンキを塗って、保護ニスを塗る

塗り直しは大きく三工程で行います。

まず、ヤスリを使って古い塗装をできるだけ落とし、下地を平らにします。

次に新しい塗料を塗ります。

乾いたところで保護用のニスを塗って完成。

おそらく塗料とニスは2回以上塗ることになります。

作業はアパートの一室で行いますので、粉塵やペンキで室内を汚さず、騒音も立てずに作業する必要があります。

 

塗装剥がし

まず、最初で一番大変なのが塗装はがしです。

ペイントでは音を立てることはありませんが、塗装剥がしはヤスリでゴシゴシやるので、それなりに音がでます。

工具はタジマのヤスリホルダー75(YH-75)を使いました。

 

これは紙やすりや布ヤスリを挟んで使います。

市販の紙やすりを三等分したものが、ほぼぴったりセットできます。

大きなハンドルが付いていてとても使いやすいです。

ヤスリは荒削りには「空研ぎ紙やすり」の#100や#80番を使いました。

 

最初は#100や#80の布ヤスリを使っていましたが、塗料の粉による目詰まりが酷いので、空研ぎヤスリを使ってみました。

目詰まりがまったくないわけではないですが、布ヤスリよりはマシでした。

詰まった塗料の粉はワイヤーブラシで落とします。

 

とても細かい粉塵なので飛び散らないように注意しました。

作業にあたっては粉塵と塗料が床に落ちるのを防ぐために、テーブルの周囲に段ボールで作った受け皿を貼り付けました。

この受け皿は作業全般にわたってとても有効でした。

ヤスリは非常にゆっくりと動かしました。早く動かすと騒音になりますし、粉塵も舞い上がります。

ヤスリホルダーのおかげでヤスリに体重を乗せやすく、ゆっくり動かしても意外と早く削ることができました。

一気にやるとしんどいので三日くらいかけて少しずつ表面の塗料を剥がして行きました。

ちょっとずつ白い塗装が削れて中の合板があらわになってくるのは、結構快感でした。

のんびり作業したのと、ヤスリホルダーのお陰でそれほど大変ではなかったです。

急ぎの作業なら電動サンダーでしょうが、騒音面から電動サンダーという選択肢はありませんでした。

削った粉塵の量が多いので、こまめに受け皿の粉塵を掃除機で吸い、テーブル表面を塗らしたぞうきんで時々拭きました。

粉塵はとても細かいので、掃除機は紙パック方式の方が良かったです。サイクロンだとダストボックスやフィルターが粉まみれになって洗うのが大変です。

主に工作用に使っているマキタのCL182FDが活躍してくれました。

 

粉塵が細かいと吸引力が落ちやすいのでトータル3パックくらい使いました。

吸い込み口のバルブ(弁)部分も粉だらけなので交換したほうがいいかもしれません。

 

塗料をはがしてみた感じだと中の合板はそれほど滑らかではなく、塗料かプライマーで凹凸を埋めているようでした。

 

完全に塗料を取り除くのは大変なのでそこそこにしておきました。

全体の塗料がほぼ剥がせたところで、#240番、#400くらいの布ヤスリで仕上げました。

これで第一工程完了。表面の粉塵をよく落として次の工程に進みました。

 

色塗りはローラーでなくても良かったみたい

室内作業なので塗料は水性一択です。

今回はアサヒペンの「超耐久シリコンアクリル樹脂塗料 水性」を使いました。

 

複写台の支柱を塗るのに使った塗料で、塗りやすくて匂いも少なくいい感じだったのでリピートしました。

いつも塗装にはハケを使うのですが、今回はそれなりに広いテーブルということで、初めてローラーを使ってみました。

 

結論から言うと、ハケにすれば良かったです。

ローラーは大量の塗料を吸い込むのでテーブル程度の面積だと無駄になる塗料が多すぎます。

あと、ローラーは塗った後に独特のランダムな凹凸ができるんですね。私はフラットな方が好きかなー。ローラーは壁とかに向いてる気がする。

 

もっともハケ塗りはハケ塗りで、私のような下手くそだとハケ跡がつきます。フラットにしたければ、塗料もニスもしっかり厚塗りしておてい後で耐水ペーパー磨くか、スプレーで塗装する方がよいですね。

この塗料は、そこそこ暖かい5月の室内で1時間ぐらいで触っても大丈夫なくらいに乾きました。

最終的に2度塗りしました。

 

一晩寝かせて、翌日に最後のニス塗りです。

 

保護ニスは三度塗りした

「超耐久」といっても、物を置いたり作業をするテーブルですから、ニスで保護する必要があります。

ニスには、「ワシン 水性ウレタンニス つや消しクリヤー」を使いました。

 

これは以前、木製の太鼓をレストアした時に使いましたが、水性で臭いも少なく、しかもかなり丈夫な皮膜ができます。アマゾンレビューの評価もかなり高いです。

塗料で懲りたので、ニスはハケで塗ることにしました。

難しいことはないのですが、白塗料に透明クリアーだと塗り残しが分かりにくいので、光の反射を見てよく確認します。

ニスも1時間くらいで触れる程度に乾きました。

念のため、3回塗りをしました。塗り立ては凹凸があっても乾くといい感じ平らになっていきます。

完全乾燥するまでは2〜3日かかりました。乾くにつれて表面はよりフラットになっていきました。それまでは色移りするとこがあるので上に物を置くときには注意した方がよいです。

 

塗り直して良かった!

最終的にテーブルはとてもキレイになりました。

 

市販品に比べると甘い塗装ですが、十分満足のいく仕上がりでした。

テーブルひとつ塗り直すだけでも結構いろいろと学ぶことが多いですね。

 

 

 

 

 

 

 

-修理, 工作, 木工