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ヤマハのサスティンペダルをstudiologicのnuma compact 2用に改造した

numa compact 2は軽量コンパクトでタッチも良い88鍵キーボード

最近、新しくキーボード(鍵盤)を買いました。studiologic社のnuma compact 2という機種です。

numa compact 2

numa compact 2に関しては、このYoutubeレビューが分かりやすいです

このnuma compact 2、フルサイズ88鍵なのに非常にコンパクトで、しかも7kg台という軽量が魅力です。

また、鍵盤が結構しっかりしていて適度な重さがあり弾きやすい。感覚としては、ピアノとシンセの中間ぐらいです。なんでも有名なnodeシリーズと同じ鍵盤メーカーが作ってるらしいです。

音が良く、機能はシンプルで必要十分、操作性も分かりやすく大変気に入って毎日弾いています。

 

 

ヤマハとstudio logicではサスティンペダルの極性が違う

キーボードなので、サスティンペダル(足で踏むと音が伸びる)は外付けです。押し入れからヤマハのサスティンペダル(DX7時代に買った骨董品)を引っ張り出して付けてみました。

yamaha_pedal

大昔に買ったヤマハのサスティンペダル。ボロですがちゃんと動きます

すると、ペダルを踏んでいない状態でサスティンがかかってしまうんですね。ペダルを踏むと通常の状態になってペダルを離すと音が伸びる。普通と逆です。

調べてみるとキーボードの機種(メーカー)によってサスティンペダルの「極性」が違うということがわかりました。

キーボードのサスティンペダルとは、要するに電気回路を切ったり繋いだりするスイッチです。スイッチにはボタンを押した時に回路がつながるもの(ノーマリー・オープン)と、押した時に回路が切れる離れるもの(ノーマリー・クローズ)の2種類があります。それがヤマハとstudiologicでは逆なんですね

 

 

中身は単純。スイッチ部はノーマリー・オープン/クローズ両対応だった

studioligic用のペダルを買っても良いのですが、もしかしたら極性を改造できるかなと思って開けてみました。

開くのはマイナスネジ2本を外すだけ。昔の製品は単純でいいですね。

pedal_open

 

すると、予想以上に単純な構造していました。

むき出しの金属板が間を開けて重なっていて、足で踏むとそれが曲がって接触するだけです。金属板は3枚あって、組み合わせによってノーマリー・オープン、ノーマリー・クローズのどちらにも対応できるようになっていました。

オリジナルは下2枚が接続付けされている

オリジナルは下2枚を半田付けされているので、これを外して上2枚を半田付けすれば動作が反転するはずです。

 

 

簡単な半田付けで改造完了

簡単に改造できることが分かったので、半田ごてと半田吸い取り機を引っ張り出してきて配線を変更。

いったん全部のハンダを外す

オリジナルとは逆に上2枚を接続

 

10分程度で改造できました。

ちなみに上2枚を半田付けするときには、「逆作用ピンセット」を使いました。

これは、洗濯ばさみのように、普段は閉じていて、力を入れると開くピンセットで、モノを掴んだり固定する時にはとても便利です。

改造と言うほどでもない、作業ですが、これだけでヤマハのペダルがnuma compact 2でも使えるようになりました。

ついでに、裏側にシリコンゴムを貼って、フローリングでもすべりにくくしました。

あとは、やっぱり真っ平らな形状だと踏みづらいので、3Dプリンターを使ってピアノのダンパーのような形に改造してみようかとも思います。そこまですると買った方が安くて使い勝手も良い気がしますが(笑)。

 

※注意:本記事はあるまでも個人の工作・実験の記録です。読者に対して改造を推奨するものではありません。本記事を参考にした改造の結果や、それに伴う事故・損失などについて筆者は一切の責任を負いません

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