シンプルに風向きを変えるだけの壁
エアコンの風が体を直撃しないようにするガード。1年以上使っていますがおかげで夏も冬も大変快適になりました。
パソコン机の正面にエアコンがあるので、これがないとエアコンの風が文字通り直撃します。見ておわかりのように、エアコンからでた風を向かって左側に流してくれます。
固定しないので賃貸でもOK
特徴としては、どこにも固定していない点があります。
単にエアコンとカーテンボックスの間に自重で引っかかっているだけです。賃貸なのでこの点は重要でした。
材料はCan Doで売っている木製角材2P、約45cm×3.8cm、東急ハンズで買ったバルサの丸棒、障子紙です。
どれも家にあったストックです。頭で考えるよりもアリものであれこれ試作しているウチに上手くいった感じです。
構造は見ての通りです。角材45cmで足りないぶんは貼り合わせで延長しています。
木と木は木工ボンド、バルサと障子紙は両面テープ止めです。
軽さは正義
エアコンとカーテンレールに大きな負荷がかからないように重量には注意しました。
先端方向を軽くしたいので障子紙をサポートする縦棒にはバルサ材を使い、横梁は入れていません。紙がちょっとヨれますが実用上は問題ありません。このあたりの割り切りができるのが自作の良いところです。
軽いので地震などで落下しても大した被害はでないでしょう
バルサは丸棒でなくても全然良いのですがたまたま手持ちが丸棒しかなかったので。
別解:コピー紙をテープ止め
もうひとつ、寝室エアコンの直撃防止はこんな感じです。
コピー紙を糊で貼り合わせてテープでエアコンに付けただけ(笑)。これで快眠できています。テープはパーマセルなので剥がし跡が残りにくいハズ。
作業部屋に関してはたまたまカーテンボックスがあったお陰でちょっとスマートな解決ができましたが、寝室の方はなんともかっこ悪いですね。
しかし実用性は抜群です。このエアコン、ベッドに横になるとちょうど頭の真上にあるんですが、一晩中つけっぱなしで快適に寝られます。
どちらもエアコンメーカー的には推奨できないことなのでしょうが、かといってこちらも直撃では身が持たないので、あくまで自己責任でやっています。
※注意:本記事はあくまでも個人の工作・実験の記録です。読者に対して工作を推奨するものではありません。本記事を参考にした工作の結果や、それに伴う事故・損失などについて筆者は一切の責任を負いません