ノコギリガイドを使うと正確かつ楽ちんに切れる
2x4や1x4の木材を切るときには写真のようなノコギリガイド(ソーガイド)を使っています。

ソーガイドは材料を囲む型枠のスリットにノコギリを差し込んで切る一種の治具です。
これを使うと正確にカットできるだけでなく、ノコギリのブレが抑えられて余計な力も必要なくカット作業がかなり楽になります。
私は2x4以外にも百均で売っている角材をよく使うので、それに合わせたノコギリガイドも3Dプリントで作ってみました。
Can Doの角材3種に合わせた
サイズはCan Do(キャンドゥ)で売っている3種(12ミリ× 12ミリ、38ミリ× 7ミリ、25ミリ× 15ミリ)に合わせました。

百均の木材は結構寸法誤差が大きいので枠のサイズには余裕を持たせます。
1台で すべてのサイズに対応できるように階段状の構造にしました。

材料はPLA。出力はPrusa i3 MkIII、ピッチ0.3mmのファーストモードで2時間かからないくらい。
柔らかい緩衝材の上でカットして防音
ノコギリガイドの効果は小さくなっても変わらずカット作業が大変らくになりました。
ノコギリガイドにはもうひとつメリットがあって、材料をがっちり固定せずに作業できるで静かにカットできます。
普通は、切る材料をワークベンチとかにしっかり固定しないと正確に切れませんし、ノコギリの刃がぶれて作業がしづらいです。
ノコギリガイドを使うととりあえず材料とノコギリ刃の位置は固定されるので、例えばガイドごと緩衝材の上で切ることもできます。

そうすると振動がワークベンチに伝わらずに加工音がかなり静かになります。