スタジオ練習も動画で記録したい
最近はコロナでめっきりできませんが、バンドとかやっていると音楽スタジオで集まって練習するわけです。
で、練習中に決まったこととか他のメンツから教えてもらったことなんかを記録するために、私の場合はスマホで動画を録ります。
録音の方を好む人もいますが私は断然動画です。やはり絵が付いてると後からの記憶の蘇り率がぜんぜん違います。
録音だと1年前のこととか思い出すのが大変ですが、動画なら凄い昔のことも思い出せる。あと、太鼓のアンサンブルとかだと似たような音が重なっているので耳だけだとよく分からないことも多く、手の動きが見える動画のメリットが大きいのです。
ベースアンプの上から見下ろしたい
さて、スタジオで動画を取るときに問題になるのがスマホの置き場所です。
スタジオってだいたい人数ギリギリのサイズで部屋を取るので、そんなにスペース余ってないんですよね。
ただでさえ重たい楽器背負ってるのにわざわざ三脚まで持っていったりはしませんので、部屋のどこかに置いて取りたい。譜面台だと近すぎるし高さが無いので全体を撮れない、ギターアンプは低すぎる。
で、全体を撮るのに一番良いのがベースアンプの上だったりします。よく使うスタジオのベースアンプは人の背くらいの高さがあってちょうどいい。
ただ、我々は座って演奏することが多いので、ベーアンの上からだとスマホを下向きに固定しなければなりません。これが意外に難しい。そんなわけでスマホを斜め下向きに設置できるスタンドを作ったというワケです。市販品でもできないことはないのですが、なんかゴツかったり過剰だったりして自分の用途にはイマイチなんですよね
2×2+1=5段階の角度調整が可能
このスタンドは(2020年現在)愛用のiPhone Xに合わせて作った物で、置き方によって2種類の角度が使い分けられます。
もちろんレンズを下向きにしたときにスタンドの台座が映り込まないようになっています。
上向き2種類、下向き2種類、合計4つの角度が使えることになります。また、iPhoneとスタンドが交差するように立てれば水平に近い角度で撮影も可能です。
可動部を設けて自由な角度に設定したくなりますが、それなら本格的な撮影機材を使う方が良いでしょう。
自分がよく行くスタジオでいつものメンバーの絵が撮れれば良いので割り切った作りが可能になります。可動部が無いので壊れる心配も無いですし、薄くて軽いので楽器ケースのポケットに突っ込んでおけば全く邪魔になりません。
自分で言うのもなんですが、めちゃくちゃ便利です。
ちなみに3Dプリントの材質はPLA。機材はPrusa i3 MarkIIIです。
iPhoneやiPadスタンドを自作するわけ
私はiPhone/iPadともにケースを付けています。市販のスタンド類は裸のスマホを前提としていることが多くて、なかなか合うスタンドがなかったりします。自作なら自分の使っているケースに合わせた設計ができるというメリットもあるのです。