工作 木工

百均の木材で玄関用のたくさん掛けられる帽子掛けを作った

シンプルでたくさん掛けられる帽子かけが欲しい

 

若いうちから帽子は好きでよくかぶっていましたが、人生も半分を過ぎてくると帽子が実用品になってきます。

 

たとえば、冬の日に頭が寒いとか、夏の外歩きで頭皮が焼けそうといった、それまでにない感覚がいきなり訪れるんですね。ちょうど、ある日突然小さな文字が読めなくなっていることに気がつくのと同じように、あれれっとなるわけです。

 

帽子も日常的にかぶるようになると、服装や季節、TPOに合わせて種類が増えてきます。少ないときは靴箱の上にでも放っておけばいいんですが、5つ6つと増えてくるとさすがに整理したほうがよろしい。

 

で、とりあえず市販のものも探してみたものの、気に入ったものがないので、百均の木材で作ってみました。

重視した点は、

 

  • たくさんの帽子を掛けられる
  • 靴箱の上にフィット
  • シンプルデザイン

 

の3点。あとは安く、製作が簡単、廃棄が楽といった点はいつも意識します。

 

Can Doの木材をボンドで貼り合わせるだけ

過程ではいろんなデザインを考えましたが、最終的にたどり着いたのがこの形。

ウチでは同じ形のユニットを4つ並べて使っています。

1ユニットの材料は、百均(Can Do)の木板45cm×15cmが3枚と、木製角材2P約45cm×2.5cm。

工作は3枚の木板は加工無し、角材は75mmにカットします。

 

あとはそれらを木工ボンドで貼りつけるだけです。

単純すぎて作り方に関しては解説する部分は特にありませんが、垂直、水平を出すために床や壁に沿って貼り合わせる際には、サランラップを敷いておくとボンドをがっつり付けても安心です。

今のところ大満足

木工ボンドで接着しただけでは、強度的に不安に思えるかも知れません。帽子を引っかけるフックの突き出しが非常に短いので、力はほぼ垂直方向にしかかかりません。帽子自体も軽いので、今のところ壊れるような気配はありません。

普通の帽子かけよりも突き出しが短いのが特徴

角の部分もボンドで貼っただけです。斜めにカットして継いでいるように見えるかも知れませんが、そこは側面じゃないです。単純に乗せて貼っています

壊れてもすぐに直せますし。これぐらいの強度にしておくと材料の廃棄や再利用が楽です。

突き出しが短いので引っかけにくい時もありますが許容範囲。すでに何ヶ月も使っていますがたいへん気に入っています。

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