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M5StickCの内蔵バッテリーが充電されない問題 → 解決

M5StickC、ちっちゃくて多機能で面白そうだったんですが

ちょっと前に買ったM5StickCを初めて動かしてみました。

M5StickCはESP32ベースのマイコンです。

親指程度のボディに6軸IMU、赤色LED、IRトランスミッタ、マイクロフォン、液晶ディスプレイ、Wifi、80 mAh LiPoバッテリーが搭載されています。

arduino IDEで開発が可能。腕時計型の専用マウントもあり、ウエラブル機器のプロトタイピングが簡単にできそうなマシンです。

 

初手から「ERROR22」が表示

しかし、USB電源を繋いだとたんに「ERROR22」が表示されてしまいました。

 

検索してみたところ、「電池か切れているだけだからしばらく充電すれば大丈夫」、との情報を見つけました。

ということで、Arduinoのボード設定やライブラリ読み込みを行って、適当なサンプルスケッチを書き込んでみたところ、きちんと動作しました。

ものすごく字が小さいHello worldとかw

 

しばらくいろんなスケッチを試してみたあとで「FactoryTest」といスケッチを書き込んでみたところ、再び冒頭の「ERROR22」がでてしまいました。

ERROR22というのは、出荷時に書き込まれていたFactoryTestスケッチが表示していたのです。

さらに「AXP192」という電源管理ICの名前がついたスケッチを書き込んでみたところ、電池がまったく充電されていないことが判明。

バッテリー電圧0.000v、充放電電流0.000mA、バッテリーパワー0.000mwです。

 

とりあえずギブアップ

ケーブルを変えてみたり、電源を外部端子から供給してみたり、ネットで見た電源ICのリセット法をやってみたりしましたが、まったく充電されません。

いろいろ調べても、LCDが表示されないとか、電源が入らない、シリアルポートが認識されないといったトラブルはよく見かけるのですが、充電できないというトラブルはあまり見当たりません。

SNS上でひとりだけ同様のトラブルに遭っている人を見つけましたが、その人も解決していない様子。

そんなわけで、ひとまず未解決のまま放置することにしました。

外部電源を繋いだ状態なら動きますが、それだとM5StickCを使う意味がないです。

今回はご縁のない機材だったということで、部品ストックの奥にしまっておきます。

機能は魅力的なので、またいつか

 

【追記】

ありがたいことに、コメント欄でアドバイスをいただき充電できるようになりました!

復活直後は充放電を繰り返す度に稼働時間が延びていきました。

動かしたプログラムは「AXP192」です。

最初はみるみるうちに電池が減っていき、満充電から2分ほどで動作停止。

二回目は満充電から8分ほど動きました。

三回目は35分くらい。

四回目は1時間ほど動きました。

ドローンユーザーなどはLipoバッテリーの慣らしで充放電をするらしいですが、それにしても変化が大きすぎる気がします。

燃えたりすると怖いのでほどほどに遊びたいと思います。

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