U字型のフックが疲労破壊で折れる
ロボット掃除機ルンバ、実はあんまり使っていないです。
その原因のひとつがダストボックスのドアが壊れたことです。
正確に言うと壊れたのはダストボックスのフィルターを出し入れするドアです。ゴミを捨てるためのドアは無事です。
フィルターの掃除をしたり、交換するときにはここの蓋を開け閉めします。
この蓋は赤い透明プラスチック製で、ドアのロックはU字型のフックが屈伸して、端っこをボディ側に引っかける構造になっています。
で、このU字部分の強度が不足しているようで、U字の谷が割と早く折れてしまいました。もしかするとそんなに頻繁に開けるドアじゃないのかもしれません。でもフィルターの掃除はそこそこ頻繁にしますよねぇ。
結構、ここが壊れる人は居るようで、検索すると同様の悩みをもった人が見つかります。
とりあえずバネと固定具を兼ねてウレタンを貼り付けておきましたが、やはり開け閉めが面倒です。
できればドアだけ交換したいところですが、どうもirobotではドアだけの交換パーツを提供していない様子。ダストボックスごと交換すると結構なお値段になります。ダストボックスには吸引用のモーターも入っているので互換品でもそれほど安くありません。
通販で互換部品を入手する
やはり需要があれば供給があります。
ちゃんと互換品のドアだけ売ってる業者がありました。
業者はたくさんありますが、今回はAmazonでちゃんと私の使っているルンバの型番が書かれているものを買いました。
お値段は2000円ちょっと。
中国からの配送で1ヶ月くらいかかるとのことでしたが、これはかなりのマージンを見ているようで、実際は10日くらいで届きました。
見た目は見分けがつきません。箱では無くプチプチ+袋の包装でしたが、輸送中に割れることもなく無事につきました。
一応、商品リンクを貼っておきますが、互換品ですし、当たり外れもありそうなので、正直、積極的にお勧めはしません。後述するように自分で少し削って合わせました。2000円くらいの失敗は笑って済ませられる方限定という感じです。
割と強引に外して強引に嵌める
まず、オリジナルのドアを外します。
見た感じ、どうやらこのドア、交換を前提としてないようです。
どこかのネジを外せばすんなり取れるのかと思いましたが、どうも穴に強引に嵌める感じの作りっぽいです。
ヒンジの曲がりに沿ってドアを拡げて、最後、引っかかりの突起を乗り越えると外れました。
ドアのヒンジ部分に⊿の突起が付いています。これがワンウエイのストッパーになっていて、いったん嵌めると簡単には外れない構造のようです。
うまくヒンジ部分を押し曲げるとスムーズに外せるかもしれませんが、私はちょっと強引にやって突起が削れてしまいました。まぁどうせ捨てるものなので。
古いドアを外したら新しいドアを付けます。
付けるのは簡単でした。ヒンジのカーブを併せて挿入するだけです。
微妙なズレはヤスリで解消
大きさ的には問題ありませんでしたが、ロック部分が今ひとつかみ合いません。
ごく微妙な寸法のズレがあるようで、蓋を強く押さえないとロックがかかりませんでした。写真左。
これはヤスリでちょこっと削ったら問題無くなりました。写真右。まぁ互換品あるあるですね。
もうルンバ要らないかもなー
修理は済んだのですが、その後もルンバの稼働率は上がりません。
原因としては
・時間がかかる
・うるさい
・正直、部屋はちょっと散らかってるくらいが快適なので、ルンバのために片付けるのが面倒
という感じです。
クイックルワイパーとハンディな掃除機でちゃちゃっと掃除するほうが私には合っているみたいです。