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Levoitの空気清浄機に紐を付けて持ち運びやすくした

花粉症対策に空気清浄機を買った

数年前から花粉症になりました。

もともとアレルギーの類いがほとんどない人なので最初は何が起こったのか分からずに驚きました。

もしかしてと思って病院で検査をしたらやはり花粉とハウスダストのアレルギーがありました。

症状はそれほど重症ではなく、朝起きると目が痒かったり、時々くしゃみが止まらなくなる程度です。

ただ、今年は花粉が多いらしいのとコロナも収まってきて外出する機会が増えたので

空気清浄機を買いました。

買ったのは「Levoit Core 300S」、20畳対応の機械です。

写真にある左右の出っ張りと紐は今回の工作で付けた物です。オリジナルは出っ張りの無いスムースな円筒形です。

機種選択で一番重視したのは静音性です。

そこそこの値段で一番静かそうな機種を選びました。

いくつかバリエーションがあるなかで買ったのはスマホ対応モデルです。

正直、スマホからのコントロールはいらないのですが、スマホモデルの方が動作音がちょっと低くなっていました。

サイズは直径21cm、高さ37cmくらい。結構大きいです。

ファンを使った機械は一般的にサイズが大きい方が静かな傾向があるみたいです。

設置は簡単でした。

ひとつだけ注意点があって、フィルターは筐体下部にビニール袋に入った状態で収められているので、ビニールから出して再装填する必要があります。

製品に関してはたいへん満足しています。もちろん個人の感想です。

おやすみモードで動かせばほとんど音が気にならず寝室でも問題無く使えました。

通常モードは3段階で強にすればかなり強い風が出ています。

花粉モードでは20分おきに強と静音が切り替わります。これも結構使える感じ。

自動モードはほとんど使わないので分かりません。

基本操作は上部のパネルでできます。結局、スマホアプリはインストールすらしていません。

私の場合はおやすみモードで24時間稼働させています。

定量評価はできませんが、設置してから家の中で目が痒いとかくしゃみが止まらないといったことはほぼなくなりました。

買って良かったと思っています。

寝室とリビングの間を移動するのに持ちにくい

いい感じの空気清浄機ですが、ひとつ難点があります。

筐体はスムースな円筒形でお洒落なのですが、つるつるで持ちにくいのです。

両手で抱えないと持てないので、毎日、リビングと寝室の間で移動させるのがちょっと面倒です。

意外と重量があり、うっかり手を滑らせて落としてしまいそうな感じもあります。

そんなわけで、片手でぶら下げて持てる持ち手を付けることにしました。

3Dプリンタで"耳"を作って紐を掛けた

今回の工作は写真を見て頂ければ分かるように単純なものです。

取っ手を付ける"耳"を3Dプリンタで作って貼り付け、そこに紐を掛けています。

筐体のカーブにぴったり合う形状で作れるのは3D CADと3Dプリンタならではです。

プリントを容易にするために土台と耳の2分割でプリントしてアクリサンデーで貼り付けています。

筐体への貼り付けには両面テープを使っています。おすすめはしませんが、リビングと寝室の行き来だけなのでおそらく大丈夫でしょう。

もっと重いものだったり、長時間吊るすような使い方なら接着剤か筐体に穴を開けてねじ止めした方がいいでしょう。

最初は持ち手も3Dプリンタで作ろうかと思っていましたが、より簡単な紐掛けを選びました。

STLファイルはGithubに置いてあります。GithubってSTLのプレビュー機能があるんですね。

https://github.com/ryjkmr/air-purifier-handle-bracket

当たり前ですがとても便利になりました

さて、取っ手がついた空気清浄機は、たいへん移動が楽になりました。

当たり前といえば当たり前なんですが、たかが取手、されど取手という感じです。

なかなか満足度の高い工作となりました。

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