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シフォンケーキを紙型で焼いたら真ん中の筒が短かったので慌てて冷却台を作った話

アルミ型は洗うのが面倒くさい

シフォンケーキは簡単で美味しくできてバターや生クリームを使わないからカロリーもなんか低そうだしで、ちょっと暇な時とかによく作ります。

ただ、型を洗うのがちょっと面倒くさい。アルミ型に焼き付いた生地って結構真面目にゴシゴシやらないと落ちないんですよね。

あと、型から外すのが難しくてどうも形がくずれちゃう。

そんなわけで使い捨ての紙型を買ってみました。

アマゾンで売ってる

「パール金属 ベイクリッチピッコロ 紙製シフォンケーキ焼型10cm(4枚入) D-1882」

という奴で、4枚入りで420円(執筆当時)くらい。

これでも一番安い部類。紙型って意外と高いんですね。

ちなみに使ってるアルミ型が1,239円(執筆当時)なので、コスパはアルミの方が圧倒的に良いです。

使ってる型は

「10 プロ仕様 元祖 大物じーちゃんのアルミシフォンケーキ型10cm/アルマイト加工だから金属臭が消え、味と膨らみに格段の差!プロの味が再現できる!アルマイト加工だから、よく焼き付き生地がすべり落ちず、ふわふわのシフォンケーキができる。」

という凄い名前の商品。シフォンケーキ大好きな人が作ったっぽくて、A4判の裏表にびっしりと書き込まれたレシピがついてきました。

焼いてる途中でひっくり返せないことに気づいた

さて、いつも通りのレシピで生地を作り、型に流し込んでオーブンで焼き始めました。ここまでは紙でもアルミでも一緒です。

庫内を観察していると、ぷく〜と生地か膨らんできて、しめしめという感じ。その後、だいぶ焼き上がってきたところで、気がつきました。

「生地の高さが真ん中の筒の高さを超えている!」

シフォンケーキは、オーブンから出して冷ますときに逆さにします。固まる前に自重で潰れるの防ぐためです。

そのさい、焼き型の真ん中に突き出ている筒を支えにするのですが、この紙型は筒の高さが低くて、焼いている間に生地に埋もれてしまいました。

このままでは逆さに立てられません。

百均の丸棒と1x4の端材で急遽スタンドを製作

ありゃこまったという事で、急遽スタンドを製作することにしました。

材料置き場から百均(セリア)の丸木棒を出してきて、残っている紙型の筒に当ててみるとちょうど良い太さであることが判明。

先をカッターでちょっととがらせて挿入しやすくしました。

土台は1x4のちょうど良い端材がありました。

丸棒を適当な長さに切って、瞬間接着剤で土台につけて完成!

5分くらいの急ごしらえで焼き上がりに間に合いました。

紙型の場合は温度を高め、焼き時間も2割増しくらいがいい?

オーブンから取り出した型を逆さにして、丸棒に差すといい感じに収まりました。

粗熱が取れたら乾燥防止のビニールをかけて冷やすだけ。

初めて紙型で作ったシフォンケーキは、焼き縮みが大きくて冷えたら型から剥がれてしまいました。

紙は熱伝導率が低いので、アルミよりも温度を高く、焼き時間も長くした方が良いようです。

普段は10cmアルミ型で170℃・20分くらいで焼いています。紙の場合は180℃・25分かもうちょっと長くても良いかなぁとい。感じです。

180℃25分で焼くと冷えても剥がれない

まぁ、縮んじゃってもふわふわがしっとりになるだけで十分美味しいのがシフォンケーキの良いところであります。

しかし何度やっても見た目は良くならないですね。味は十分おいしいんだけど、やっぱ味と見た目を両立させるプロはすごい。

もっと大きい紙型を使うとスタンドなしでも逆さに立てられるはずなので、100均の紙型(17cmくらい?)でも試してみようと思います。

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