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椅子の上に置いて骨盤を立てる腰痛防止クッションを作った

バランスチェアも良いけれど・・・

長時間椅子に座っていることが多く、よく腰痛になっていました。

私は腹筋が弱かったり股関節が硬いためか、疲れてくると腰が落ち込んで骨盤が後ろに寝てしまいます。

すると腰と背骨を繋ぐ部分で曲がりが大きくなり、これが腰痛の原因になっています。

また、集中するときに椅子の上に胡座をかく癖があり、これも長時間続けると腰に大きな負担をかけます。

そこで、数年前にいわゆるバランスチェアというものを買いました。

これは、座面が前方に傾いている椅子で、骨盤を強制的に立てるので、背骨と骨盤の付け根の角度がきつくなりません。

そのままだとお尻がずり落ちしてしまうので、下のパッド部分にスネを当てて支えます。

安いし、駄目なら捨てればいいやと思って購入しましたが、予想外に快適でリビングと仕事用の両方の椅子をこれに変えてしまいました。

以来、腰痛とは無縁になりました。

バランスチェアはとても良いものですが、長時間座っている時に足の位置が固定されるのがちょっと辛くなってきました。

そこで、普通の椅子の座面に角度を付けるアダプタというか、クッションを作ってみました。

1x4、2x4材で座面を作り、低反発クッションと枕カバーで座りやすくした

作りはとても単純です。

手元にあった1x4と2x4の端材を組み合わせて、土台となる傾斜台を作りました。

傾斜を作るために、支柱と座面の間にクサビ型のパーツを入れています。

これは、3Dプリンタで作成しました。

すべて接着材(タイトボンド)で繋げています。

椅子に傷が付かないように角を軽くヤスリで丸めてあります。

このまま椅子に置いても使えますが、固くてお尻が痛いので、低反発クッションを上に乗せて、枕カバーで包みました。

結構重いので、椅子から落とすとなかなかの衝撃があります。

落下防止に枕カバーにバックル付きテープを縫い付けて背もたれに引っかけられるようにしました。

ちょっと滑りやすいけど、座り心地は良好

実際に使っている感触としては、足が拘束されないのはやはり楽です。腰痛防止効果もバランスチェアと同じくらいあります。

実は、バランスチェアでは、疲れてくると下のスネ当ての部分に座ったりしていました。

今回のクッションならそういうこともありません。(そもそもできない)

履いているパンツの材質によってはお尻が滑ってしまうので、滑り止めのシートを敷いたら良い感じになりました。

結局のところ、腰痛も個人差が大きいと思うので、私の対策が他のひとにも有効化は分かりません。

参考程度にしていただければと思います。

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