3Dプリント 周辺機器 楽器

ヤマハのライブストリーミングミキサー「AG03MK2」をSILKの足付き一脚「GX-5」に乗せるためのアダプタを作った

ミキサーは結構置き場所に困る

ヤマハのライブストリーミングミキサー「AG03MK2」を買いました。

購入目的は電子ピアノ音とiPadの音(伴奏やメトロノーム)を混ぜてヘッドホンで聞いたり、録音するためです。

AG03Mk2はネット配信者の間では定番機材となっているようです。

楽器の練習用ミキサーとしても、必要十分な機能がコンパクトにまとまっていてとても使いやすいと思います。

ミキサーというのは置き場所に困ります。

配信者さんのようにしょっちゅう操作をするならば、机のうえにドーンと置いておけばよいですが、楽器の練習用だと設定を変えることはほとんどないので、じゃまにならないところにおいて置きたいと思いました。

AG03にはヤマハの純正オプションとして、マイクスタンドに取り付けるためのアダプタが売られています。

マイクスタンドは持っていないので、手持ちの足付き一脚「SILK GX-5」に取り付けられるようにしてみました。

GX-5のクイックシューに合わせた形状で制作

SILKのGX-5は足付き一脚というユニークな製品で、一脚の下に小さな三脚が付いています。三脚ほどの安定性はありませんが狭い場所でも安定し、自立できるメリットがあります。

SLIKのサイトより引用

GX-5はすでに生産完了していますが、後継機としてGX-S5やGX-Sといった製品があります。

GX-5はカメラを簡単に着脱できるクイックシューを標準装備しています。

このクイックシューに嵌まるようなテーパー状の土台を作り、上部にAG03の裏面にあるねじ穴(M5、60mm間隔)に合わせたプレートを載せました。

オーバーハングができてしまうので、造形は別々にして、最後に接着します。

コンパクトにミキサーを設置できた

取り付けはこんな感じです。M5x15mmのネジでAG03Mk2に取り付けました。

意外と安定していて、普通に操作する分には倒れるようなこともなさそうです。

ちなみにGX-5の後継機種でも同様のクイックシューを採用しているそうですから、このアダプタも使えるかもしれません。(試してはいませんが)

モデルデータはGithubに置いておきます。

https://github.com/ryjkmr/quick_release_plate_ag03mk2_GX5/tree/main

-3Dプリント, 周辺機器, 楽器