macのターミナルで使えるsipsコマンドは、Photoshopを使うまでもない、ちょっとした画像変換をするときに便利です。
私は最近知りましたが、ずいぶん昔からあるコマンドらしいです。
自分で使いそうな機能を簡単にまとめました。
上下・左右反転
sips -f vertical test.png
sips -f horizontal test.png
回転(時計回り)
sips -r 60 test.png
回転時に余白を埋める背景色の指定
--padColor 0000ff
縦横比を変えずにリサイズ
sips --resampleWidth 200 test.png
sips --resampleHeight 200 test.png
sips -Z 200 200 test.png
プロファイルに合わせて色変換
sips -m profile:
例:グレースケールに変換
sips -m "/System/Library/ColorSync/Profiles/Generic Gray Profile.icc" test.png
※プロファイル名に空白があるのでダブルクオーテーションで囲む
現在のディレクトリにあるHEIF画像をJPEGに変換してoutputディレクトリに保存
sips -s format jpeg *.HEIC -o ./output
-s key valueでkeyの値をvalueにセットする
この場合はformatというキーをjpegに指定した
出力ファイル名やディレクトリの指定
-o filename(path)