macのterminalでスクリーンショットが撮れるscreencaptureコマンドを使う機会があったので、使い方をまとめました。
基本的にはman screencaptureを日本語に直したものです。
SCREENCAPTUREコマンドマニュアル
使い方
screencapture [-SWCTMPcimswxto] ファイル名
オプション
-c クリップボードに保存
-b Touch Barをキャプチャ。非インタラクティブモードでのみ動作
-C カーソルもキャプチャ。 非インタラクティブ・モードでのみ使用可能
-d ユーザにエラーを表示
-i 範囲選択またはウィンドウ指定によるインタラクティブなキャプチャ。Ctrlキーを押しながらキャプチャするとクリップボードに保存。スペースキーでマウス選択モードとウィンドウ選択モードを切り替え。ESCキーでキャンセル。
-m メインモニタのみキャプチャ、非インタラクティブ・モードでのみ使用可能
-D <ディスプレイ> キャプチャするディスプレイを指定。1がメイン、2がセカンダリなど
-o ウィンドウキャプチャモードで、ウィンドウの影をキャプチャしない
-p デフォルトの設定で実行。引数filesを無視
-M 撮影した画像を新しいメールメッセージで開く
-P 撮影した画像をプレビューウィンドウまたは QuickTime Player (ビデオ) で開く
-I 撮影した画像をメッセージで開く
-B <bundleid> bundleid に一致するアプリで開く
-s 範囲選択モードに限定(ウインドウモードへの切り替え禁止)
-S ウィンドウキャプチャモードで、ウィンドウの代わりに画面をキャプチャする
-J <style> インタラクティブモードで起動したときの最初の記録方法を設定。"selection", "window", "video"
-t <format> 作成する画像形式、デフォルトはpng(他のオプションはpdf、jpg、tiffなど)
-T <seconds> 遅延時間 <seconds> の後に撮影、デフォルトは 5
-w ウィンドウ選択モードのみ(範囲選択への切り替えを禁止)
-W ウィンドウ選択モード
-x サウンドを再生しない
-a アタッチされているウィンドウを撮影しない
-r キャプチャファイルに画面の解像度に関するメタデータを追加しない(ファイルを軽量化)
-l <windowid> windowidで指定されたウィンドウをキャプチャ
-R <矩形> 矩形キャプチャを x,y,width,height の形式で指定
-v 動画で記録.
-V <seconds> 指定された秒数の間、動画でキャプチャ
-G <id> idで指定されたオーディオソースを使用してビデオ録画中にオーディオをキャプチャ
-g デフォルト入力を使用してビデオ録画中に音声をキャプチャ
-k ビデオ録画中にマウスクリックを表示
-U インタラクティブモードでツールバーを表示。キャプチャ方法を変えられる
-u スクリーンのキャプチャが完了した後、画面端にサムネイルを表示。サムネイルのクリックすると編集できる
オプションの組み合わせ例
screencapture -srx -t png filename
-s:範囲指定のみ
-r:メタ情報を省略
-x:シャッター音無し
-t png:フォーマット指定